電気自動車(EV)を購入する際に気になることは、充電スタンドの場所について。ガソリンスタンドの場所は把握していても充電スタンドの場所はなかなかわからないですよね。
そんな時、ナビで充電スタンドを探せたらよいのにと思いませんか?
この記事では、最近のナビは充電スタンドを探すことができるのか、EVオーナーが満足する機能はあるのかを調査します。
EVのナビは一般的なカーナビと違いがあるのか?
EVに搭載されているナビは、ガソリンエンジンやディーゼルエンジンなどの内燃機関の車に搭載されている車と違いがあるのでしょうか?
実は市販の後付けナビ、メーカー装着ナビ共に、EV専用の情報を表示する機能があるため違いがあるといえます。では、市販のナビやメーカー装着のナビには、どのような機能が備わっているのでしょうか。ここからは、EVに装着されるナビの特徴を解説します。
市販のカーナビゲーション
EVのナビならではの機能として「後続可能エリアの表示」、「EV専用エコルート(電力消費を抑えられるルート)」、「充電スポット検索(充電スポット満空情報付)」などが備わっています。電気自動車を運転している上で心配になる航続可能距離、充電スポットの場所や充電施設の利用状況などがわかるのは、EV専用ナビならではといえるでしょう。これらの情報があることで、電気自動車でも安心してドライブが可能となります。
テスラのカーナビゲーション
テスラのナビは、目的地を設定するとルート検索と共に充電スポットの検索もしてくれます。そのため、充電設備をわざわざ検索する必要がありません。また、テスラ専用のスーパーチャージャー(SC)だけでなく、公共充電設備も検索することができます。
リーフのカーナビゲーション
リーフは、ナビで「立ち寄り充電スポット」の設定ができます。また、航続可能距離よりも先に立ち寄り充電スポットが設定されている場合には、ルート周辺の充電スポットを案内を設定することも可能です。充電スポットの検索方法には、「現在地周辺から探す」「目的地周辺から探す」「スクロール地点周辺から探す」「住所から探す」「周辺施設から探す」「オペレータで探す」「急速充電スポットのみを探す」「営業時間内のみの充電スポットを探す」「無料の充電スポットのみを探す」など、さまざまな条件や場所から探すことができます。
コネクティッドによりスマホでナビ設定や充電設備の情報を得られる
メーカー装着のナビの多くは、スマートフォンと連携するコネクティッドサービスの利用でさまざまなことができます。スマートフォンからできることには、ナビの設定、乗る前のエアコン操作、充電スポットの満空情報収集、車の充電状況確認などです。また、スマートフォンを車のカギとして利用できる車種もあります。
充電設備に駐車場はあるのか?
ナビに表示される充電設備に駐車場があるか不安になることもあるでしょう。安心してください、充電設備と駐車場はセットになっていると考えておいて良いです。
充電設備を探すときに大切なのは、充電中に時間を有効利用できる場所や施設があるかどうかということです。出先で利用することが多い充電器は、急速充電器になるでしょう。充電時間は、30分程度の利用になることが多いです。
充電の30分という時間を買い物や食事などに当てると時間を無駄にすることがありません。時間を有効に活用するためにも、充電設備のすぐ近くに時間を無駄にしない場所があるかどうか合わせて見つけておくと良いでしょう。
まとめ
EVに搭載されるナビは、充電スポットや後続可能距離など電気自動車の不安を解消するシステムが搭載されていることが多いです。また、充電スポットなどのインフラが増えた場合には、自動更新によりナビに反映されるものもあります。そのため、電気自動車にEV用のナビを装備していれば、日常での利用に不便を感じることはないでしょう。