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ホンダは初の量産型電気自動車「ホンダe」を2020年に販売開始しています。しかし、ホンダの電気自動車に関する取り組みは1980年から始まっていました。1997年には「HONDA EV Plus」を国内でリース販売し、2012年に「FIT EV」を販売しています。ホンダの電気自動車が大きく注目されたのは「ホンダe」からなので、電気自動車の歴史が浅く感じるかもしれませんが、実際には国内でも、早い段階から電気自動車事業に乗り出していました。2040年には全てのモデルをEVとFCEV（燃料電池車）にするという目標を掲げているホンダに今後も注目です。
ホンダのセールスポイントは、1980年代から電気自動車の開発に取り組んでいることと、国内メーカーとしての信頼度の高さでしょう。現在、市販されているホンダの電気自動車は「ホンダe」の1車種のみですが、今までのホンダの電気自動車の技術が生かされているだけでなく、日本の道路事情に合ったモデルに仕上がっています。ほとんどの電気自動車が後続距離やパワーにこだわる中、「ホンダe」は街乗りに割り切ったモデルとしています。過去の「FIT EV」の例からみても、今後も実用性を重視した電気自動車を中心に開発が行われるかもしれません。
ホンダのEVを高く売るためには、性能や構造を理解するのはもちろんのこと、ホンダが掲げた「カーボンフリー社会の実現をリードするべくさらなる挑戦」を理解することです。つまり、他の国産メーカーとは車造りに対する考え方がまるで違います。もちろん、輸入車メーカーにも負けない性能が備わっており、売却の際にも有利に働くのは間違いありません。ただし、あくまでもホンダ初のピュアEVであるため、相場の動向などは注意して見ていく必要があります。
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